東京へ団体旅行?それなら浅草がいちばん!浅草エリアでおすすめのスポットを紹介!

学校の修学旅行や会社の社員旅行など、これから東京方面への団体旅行を検討している方もいるはず。もし迷っているなら、浅草エリアがおすすめです。東京を代表する観光地にふさわしい、数多くのスポットが集まっており、飽きることなく東京を満喫できます。

ここでは、そんな浅草エリアの観光スポットについて、幾つか紹介していくことにします。

ガイド付きで東京旅行に行った体験談!

浅草といえば、やっぱりこのお寺!

浅草の地名を聞いて、真っ先に思い浮かべるのが、浅草寺という方もいるのではないでしょうか。平安時代に創建されたこのお寺は、江戸時代に大きく発展し、その後は東京の下町を代表する名所となりました。今では年間3000万人もの観光客が国内外から訪れ、世界的に見てもメジャーな観光スポットとして有名です。

巨大な提灯で知られる雷門をはじめ、その両隣にある風神像や雷神像、さらに五重塔や本堂など、境内には見どころが満載です。

また江戸三大祭りの1つ、三社祭が毎年5月中旬に開催されるスポットとしても、全国的によく知られます。

このお祭りのシーズンに合わせて、団体旅行の計画を立てるのもいいかもしれませんよね。

東京のんびり旅行へ!

エンターテイメントを楽しもう!

浅草は古くから続くエンターテイメントの街でもあります。それを象徴するのが浅草演芸ホール。ここでは寄席や漫才をはじめ、マジックやパフォーマンスショーなど、あらゆるお笑いや芸能を堪能できます。訪れるタイミング次第では、落語や漫才界を代表する重鎮クラスの話芸を、間近で楽しむことができるかもしれません。

また8月には、浅草演芸ホールの夏の風物詩として知られる、納涼住吉踊りが開催されるので、このシーズンを狙って団体旅行を計画するのもおすすめです。

知る人ぞ知る浅草名物のアトラクション施設!

浅草に遊園地があると聞いたら、ちょっと意外に感じませんか。実は浅草には、花やしきと呼ばれる立派な遊園地があります。もちろんジェットコースターの他、メリーゴーランドやリトルスターさらにお化け屋敷など、遊園地にふさわしいアトラクション施設がバッチリそろっています。

この他にも園内には、ラーメンやホットドッグを味わえる飲食店も充実。子どもや学生と一緒に団体旅行するならば、ここは外せないスポットですよね。

浅草の歴史や文化と切り離せない自然のスポット!

浅草とは切っても切れないのが、隅田川です。古くからこの地域の人々の生活を支え、歴史や文化とも密接に関わってきました。そんな隅田川沿いには遊歩道が整備されているので、ゆったりとした川の流れを目にしながら、自然や高層ビル群の風景を満喫することができます。

また春には川沿いの桜並木が満開となり、大勢の花見客で賑わいます。このシーズンに団体旅行で訪れるのもよいでしょう。もし遊歩道で飽き足らないのであれば、水上バスがおすすめです。川下りをすることで、別の角度から下町のウォータフロントを、一層楽しむことができます。

団体旅行にふさわしいグルメもバッチリ!

せっかく浅草へ団体旅行するならば、地域ならではのグルメも堪能したいですよね。

そこでおすすめするのが、江戸時代から続く郷土料理として知られる、深川丼です。これはアサリやハマグリといった貝類、そして刻みネギなどを一緒に味噌で煮込み、それをご飯へかけて食べる丼飯です。

汁かけタイプの他にも、炊き込みタイプの深川丼があります。さらに地鶏料理も、浅草エリアでは見逃せないグルメの1つ。柔らかい食感とクセのない風味が特徴です。地元の有名店であれば、厳選された地鶏を水炊きや鶏鍋にしたメニューで味わえます。

その他にも、新鮮な刺し身をはじめ贅沢な焼き物やお吸い物など、クオリティの高い会席料理を出すお店も沢山あります。団体旅行にはピッタリなグルメスポットと言えるでしょう。浅草は天ぷら料理でも有名な街です。東京湾や隅田川に近いため、新鮮な魚貝類をネタにした天ぷら料理のお店が、昔からこのエリアに数多く集まるようになりました。

有名店では油の素材から天つゆまでこだわり、えび天やかき揚げといった、本格的な天ぷら料理を堪能できます。また江戸時代には隅田川で海苔の生産が盛んに行われ、海苔の本場として成長を遂げます。現在では「浅草海苔」ブランドとして、全国でも広く知られています。

浅草では菓子類などスイーツについても充実します。例えば、雷おこしもその1つです。これは蒸したお米を焙煎し、パフ状態になったものに水飴や砂糖さらにピーナッツ等を練り込んで、固形化したお菓子を指します。名前は浅草寺の雷門を由来としており、「おこし」が家や名を起こすといったイメージにつながることから、古くから縁起物のお菓子として知られてきました。

今では東京名物として、外国人観光客がお土産に買って帰る姿も珍しくありません。同じお菓子としては、人形焼も忘れてはなりません。中身にあんこを入れてカステラ状に焼き上げた、浅草を代表する銘菓です。その形状が七福神や文楽人形をモチーフにしていることから、人形焼と呼ばれるようになりました。

発祥は東京の日本橋ですが、大正時代になると浅草に伝わり、雷門や五重塔をモチーフにした人形焼が定着します。今ではバリエーションも増え、抹茶あんこやカスタードクリームが入ったものや、人気キャラクターをモチーフにした人形焼も人気があります。

東京旅行の際にはぜひ訪れたい建築物